End’s note

ゲーム好き社会人!

#11 不正解が無い

 

夢がない、やりたいことがない。

小学生の頃、自己紹介カードに将来の夢を書くのが嫌いだった。そのころ軟式野球クラブに入っていたから、「プロ野球選手」と書いた。特に好きでも嫌いでもないと思っていたことなのに。

きっと、成長したらやりたいことが見つかるだろうと先延ばしにした。

見つからなかった。

 

だから今こんなにも悩んでる。特にやりたいこともないのに進学校に進み、特に好きでもないのに分野専門の大学に行き、興味のない分野の会社に勤めようとしている。全てを曖昧にしてきた、もっと言えば自分を偽り続けた。学校でいい成績を取れば大人が喜ぶ。いい学校に進めば大人が喜ぶ。いい会社に入れば大人が喜ぶ。

誰かが喜ぶならと思っていたけど、それが目標にすり変わっていたんだと思う。いつからだろうか。

そもそも幼少期から自信のない性格だったから親や兄弟、すごい上級生の真似をしていたと思う。ある程度までは伸びる。でも、真似は真似でしかないからそれ以上がない。未知を体験したことがなかった。高校の部活も顔見知りの友達がいっぱいいたから入った。自慢でもなんでもないけど、見て真似すればすぐにある程度までの力を発揮できる能力が自分にはあると思う。初めの伸びが半端ない、周りを少し置き去りにして伸びる。けど、楽しくないからそれ以上が無い。すぐに周りに追い抜かされて嫌になって諦める性分だ。でも楽しくないとは言えないし、辞めたいとはあまり思わなかった。

何故なら周りが喜んでいるから。

いつしかやりたいことがわからなくなっていた。子はいつか親の元を離れ、やりたい道に進む。が、そのやりたいことってなんだろうってなった。

もっと、ギラギラとやりたいことを探しておくべきだった。自分の人生なのに周りに合わせていたんだと思う。

 

どうして、文を書くのが好きだと言えなかったのだろう。

どうして、大好きなゲームの良さを親に言えなかったのだろう。

どうして、写真を撮るのが好きだと言えなかったのだろう。

 

答えは、大人が喜ばないから。

 

 

なんて残酷なんだ。それは将来なんの役に立つの?と言われることが怖かった。わからないから普通の子を演じる。一度、親に「作詞家になりたい」と言ったことがある。それに対して、「厳しいんじゃない?」と言われた。それは多分、僕の夢がひとつ消えた瞬間だったのかなぁって思う。

「本当になりたいと思ってるのならそれくらいじゃ諦めないでしょ」って言う人もいるかもしれないけど、親の影響はやっぱり自分の中で絶大だったから「やめよ」ってなったのかなあ。それくらいに自分に自信がなかった。

 

今、純粋な気持ちで、やりたいことや好きなことを探求している真っ最中。

 

夢がない、やりたいことがない、という人はだいたい嘘を自分についていると思う。世間体や将来性を気にして身を守るために言ってる。やりたいことが無いはずが無いです。一度、絶対的な自分に向き合ってみると案外簡単にやりたいことが出てくる。やる前から諦めるくらいなら、やって実感してから諦めた方が良くね?

 

今まで作られてきたすごいゲームは誰が作った?本は?写真は?音楽は?..

ほとんどが夢を追い求める″大人″だろ。

 

 

夢を諦めた大人の言うことは無視しよう。

 

本当にやりたいこと、、

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ひとこと

 

宇宙兄弟」っていうマンガはほんとに駆り立てられるから読んだことないって人は読んでみて。

あと「セトウツミ」ってマンガ面白い。